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16時間断食中にガムはOK?断食が崩れる理由と噛んでいいガムの条件

16時間断食(オートファジーダイエット)中、口が寂しくてガムを噛みたくなることはありませんか。
「カロリーゼロだから大丈夫でしょ」と思いがちですが、実はガムには断食状態に影響を与える可能性があるポイントが複数あります。
この記事では、断食中のガムがOKかNGか、その理由、そしてどうしても噛みたいときに選びたいガムの条件と代替手段をまとめて解説します。
16時間断食のやり方全体についてはこちらをご覧ください。

結論:ガムは断食中、基本的にNG
まず結論をシンプルに整理しておきます。
| タイミング | ガム |
|---|---|
| 断食中(16時間) | 基本NG(種類による) |
| 食事時間内(8時間) | OK |
「基本NG」とお伝えする理由は、ガムにはいくつかの面から断食状態に影響を与える可能性があるとされているからです。
それぞれの理由を順にご説明します。
理由①:糖質入りのガムは血糖値を上げる
砂糖や糖類が含まれるガムを断食中に噛むと、口の中から糖が吸収されて血糖値が上がります。
血糖値が上がるとインスリンが分泌され、断食の目的であるオートファジー(細胞の自己修復機能)の活性化が妨げられると考えられています。
厚生労働省 e-ヘルスネット「血糖値」でも説明されているように、血糖値の変動はインスリン分泌と密接に関わっており、16時間断食ではこの変動を抑えることが重要なポイントのひとつです。
「砂糖は入っていないシュガーレスならOK」と思いたいところですが、実はそれだけでは安心できない側面もあります。
理由②:噛む動作が消化器官を刺激する(セファリック相反応)
シュガーレスのガムでも、「噛む」という動作そのものが消化器官に影響を与える可能性があるとされています。
これは「セファリック相反応(cephalic phase response)」と呼ばれる現象です。
少し難しい言葉ですが、簡単に言うと「食べ物が来る前に体が先に準備を始めてしまう反応」のことです。
噛む動作や食べ物の香り・味を感じることで、脳が「これから食事が始まる」と判断し、胃液やインスリンの分泌を促してしまう場合があると考えられています。
日本の研究(J-Stage掲載の咀嚼とインスリン分泌に関する研究)でも、ガムを噛む行為が血糖値やインスリン分泌に影響を与える可能性が示唆されており、この現象が研究段階で注目されています。
ただし、この反応の程度は個人差が大きく、確立した知見としてはまだ研究が続いている段階であることも合わせてお伝えしておきます。
理由③:人工甘味料の腸内環境への影響
シュガーレスガムに使われているアスパルテームやアセスルファムKなどの合成甘味料については、腸内細菌のバランスに影響を与える可能性があるとの研究報告が一部にあります。
内閣府食品安全委員会をはじめとした機関での審査を経て食品への使用が認可されており、通常の摂取量での安全性は認められています。
ただし、長期的な影響についてはまだ研究が進められている段階でもあります。
過度に心配する必要はありませんが、断食中に積極的に摂取するメリットがある成分でもないため、気になる方は断食中は避けておくのが無難かもしれません。
どうしても噛みたいときは?
「それでもどうしても口が寂しい…」という方もいるのではないでしょうか。
その場合は、ガムの種類を選ぶことで影響を最小限にできる可能性があります。
選ぶならキシリトール100%・カロリーゼロのガム
市販のガムの中には「キシリトール100%・糖類ゼロ・カロリーゼロ」のものがあります。
キシリトールは白樺やトウモロコシの芯などを原料とする天然由来の甘味料で、血糖値を直接上げない特性があるとされています。
厚生労働省が1997年に食品添加物として認可しており、WHO(世界保健機関)やFAO(国連食料農業機関)も安全性を認めています。
そのため、糖質含有のガムに比べれば、断食への影響が少ない可能性があります。
ただし、前述の「噛む動作による消化器官への刺激」は種類に関わらず起こりうるとされていますので、厳密にオートファジーを促進したい場合は、キシリトールガムであっても断食中は避ける方が安心です。
「多少の影響は許容しつつ空腹をやり過ごしたい」という場合の現実的な選択肢として、参考にしていただければと思います。
また、商品を選ぶ際には成分表示も確認しておきましょう。
「キシリトール入り」と書かれていても、キシリトールの割合が少なく、他の糖類や甘味料が多く使われている商品もあります。
甘味料の欄がキシリトールのみ、あるいはソルビトール・マルチトールなど糖アルコール類のみで構成されている商品を選ぶとよいかもしれません。
ガムの代わりになる代替手段
断食中にガム以外で口を紛らわす方法もいくつかあります。
無糖の炭酸水は、炭酸の刺激が空腹感を少し和らげてくれる場合があります。
温かい緑茶や麦茶・ハーブティーも、香りと温かさで口の寂しさをカバーするのに役立つとされています。
歯磨き・うがいも意外と効果的で、口の中をリフレッシュすることで「何かを口に入れたい」という感覚が落ち着く場合があります。
断食中に飲んでいいもの・NGのものの詳細はこちらにまとめています。

ブラックコーヒーが断食中にどう影響するかが気になる方は、こちらもあわせてご覧ください。

空腹感・口の寂しさへの対処法
ガムを使わずに空腹時間を乗り越えるには、いくつかの工夫が助けになる場合があります。
水・お茶・炭酸水をこまめに飲む
断食中でも水分補給は自由にできます。
1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに飲むことで空腹感を和らげやすくなると言われています。
無糖の炭酸水は、飲んだ直後に胃が膨らむ感覚があるため、特に空腹感を感じやすい時間帯に取り入れると助けになるかもしれません。
歯磨き・うがいで口の中をリセットする
口が寂しくなるのは、口の中への刺激を求めている場合があります。
歯磨きやうがいで口の中をさっぱりさせることで、「何か食べたい」という感覚が和らぐことがある、という声も多く聞かれます。
歯磨きは断食状態には影響しないため、断食中でも自由に行えます。
軽く体を動かす
空腹感は動いているうちに気が紛れる場合があります。
断食中は激しい運動よりも、散歩や軽いストレッチなど体への負担が少ない運動がおすすめです。
外の空気を吸いながら少し歩くだけでも、気分が切り替わって空腹感が落ち着く場合があるとされています。
まとめ
断食中のガムは、糖質入りのものはNGです。
シュガーレス・キシリトール100%のものは糖質の直接摂取は避けられますが、噛む動作による消化器官の刺激という観点から、厳密な断食を目指す場合は避けた方が安心です。
どうしても口が寂しくて我慢が難しいという場合は、キシリトール100%・カロリーゼロのガムを少量だけ選ぶことが、現実的な対処法のひとつかもしれません。
その際はガムを一気に何粒も噛むのではなく、1粒にとどめておくことをおすすめします。
断食中の口の寂しさは、慣れてくると感じにくくなる場合が多いようです。
最初の2〜3週間が慣れるまでの山場ともいわれていますので、水分補給や歯磨きなどの代替手段を活用しながら、自分のペースで無理なく続けてみてください。
→ 16時間ダイエットのやり方|完全ガイド
→ 16時間ダイエット中の飲み物【断食中OK・NGリスト完全版】
→ 16時間断食で食べていいもの・ダメなもの【完全リスト】
