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12時間断食とは?効果・やり方・16時間断食との違いをわかりやすく解説

16時間断食(オートファジーダイエット)に興味はあるけれど、いきなり16時間はきつそうと感じている方もいるのではないでしょうか。
そんな方に注目されているのが「12時間断食」です。
睡眠時間を上手に活用すれば、日常生活のなかで無理なく取り組める断食方法として、断食初心者からも親しまれています。
この記事では、12時間断食の基本的な仕組みや期待できる効果、具体的なやり方、そして14時間断食・16時間断食との違いをまとめてご紹介します。
16時間ダイエットのやり方|完全ガイドも合わせてご覧いただくと、全体像がつかみやすくなりますよ。
12時間断食とは?
12時間断食とは、1日のうち12時間を食事しない「空腹の時間」とし、残りの12時間で食事をとる方法です。
間欠的ファスティング(プチ断食)の一種として位置づけられており、食べるものを制限するのではなく、食べる時間帯を絞るというシンプルなアプローチが特徴です。
「12時間も何も食べないのは大変そう」と思われるかもしれませんが、睡眠時間を断食時間に含められるのが最大のポイントです。
たとえば夜21時に食事を終え、翌朝9時まで何も口にしなければ、12時間断食はごく自然に達成できます。
睡眠中の7〜8時間がすでに「空腹時間」に含まれるため、実際に空腹を意識する時間はそれほど長くないと感じられるでしょう。
12時間断食とオートファジーの関係については、12時間前後からオートファジーが起き始めるとされていますが、より本格的な活性化を目指すなら断食時間を延ばす必要があるともいわれています。
詳しくは「オートファジーが起きるのは何時間後?」の記事をあわせてご覧いただくと理解が深まります。
12時間断食の効果
12時間断食で期待できる代表的な効果をご紹介します。
ただし、これらはあくまで「期待できる」とされている内容であり、効果には個人差があることをご承知おきください。
胃腸を休める時間が生まれる
現代の食生活では、朝・昼・夜の食事に加えて間食も多く、胃腸がほぼ休みなく動き続けている方も多いのではないでしょうか。
12時間の断食時間を設けることで消化活動が一時的に休まり、胃腸のコンディションが整いやすくなるといわれています。
血糖値の安定に役立つ可能性がある
食事をする時間帯を一定の範囲に絞ることで、血糖値の急激な乱高下が起きにくくなるとされています。
血糖値と断食の関係については、「16時間ダイエットで血糖値が安定する理由」もあわせて参考にしてみてください。
夜間の食べ過ぎが自然と防げる
断食終了の時刻(=食べ始めてよい時間)を決めることで、夜間の間食や「もう1品」が自然と減っていく方が多いようです。
意識してカロリーをコントロールしようとしなくても、食べる時間が限られることで摂取量が抑えられやすいといった効果も期待されています。
なお、16時間断食と比べると、12時間断食ではオートファジーの活性化はそれほど強くないとされています。
一方で、断食習慣をまだ持っていない方が「まず体を断食に慣らす」第一歩としては、12時間断食は非常に取り組みやすい段階だといえるでしょう。
断食と健康の関係については、厚生労働省のe-ヘルスネットでも食事や生活習慣に関する情報が発信されていますので、興味のある方はあわせてご覧になってみてください。
12時間断食のやり方
12時間断食は、スケジュールさえ決めてしまえば特別な準備は必要ありません。
自分の生活リズムに合わせた時間帯を選ぶことが、長続きするコツだといえるでしょう。
スケジュール例①:夜20時終了・翌朝8時開始
夜20時に夕食を終え、翌朝8時から食事を始めるパターンです。
夕食が早めの方や、朝食をしっかり食べたい方に向いています。
スケジュール例②:夜22時終了・翌朝10時開始
夜22時に食事を終え、翌朝10時から食事を始めるパターンです。
夜遅めの生活スタイルや、朝食を軽めにしたい方に取り入れやすいスケジュールです。
どちらのパターンでも共通して大切なのが、断食中の水分補給です。
水・白湯・無糖のお茶・ブラックコーヒーなどは断食時間中でも摂取してよいとされていますが、糖分を含む飲み物は断食状態を中断させてしまう可能性があります。
断食中に飲んでよいものの詳細は「16時間ダイエット中の飲み物リスト」でご確認ください。
はじめて断食に挑戦する方は、最初から12時間を厳密に守ろうとするより、「今より少しだけ夕食の終わりを早める」「今より少しだけ朝食の始まりを遅らせる」という小さな変化から始めるのがおすすめです。
少しずつ体を慣らしながら、自分に合ったリズムを見つけていきましょう。
16時間断食・14時間断食との違い
断食時間によって、期待できる効果や取り組みやすさは異なります。
以下の表で簡単に整理してみましょう。
| 断食時間 | 特徴 | こんな方に |
|---|---|---|
| 12時間 | 入門向け・日常生活に取り込みやすい | 断食初心者・まずは試してみたい方 |
| 14時間 | バランス型・女性や初心者に多く推奨される | 12時間に慣れてステップアップしたい方 |
| 16時間 | オートファジー活性化を狙う標準的な時間 | 断食習慣が定着してきた方 |
14時間断食についての詳しい解説は「14時間断食とは?16時間断食との違い・女性におすすめの理由」をご覧ください。
女性が12時間断食を選ぶ理由については「16時間断食、女性は12時間でいい理由」で詳しく紹介しています。
大切なのは「どれが正解か」ではなく、「自分が無理なく続けられる断食時間を選ぶこと」だといえるでしょう。
早稲田大学先端生命医科学センターの柴田重信教授も「14時間でも効果がある。最初は12時間から始めてもいい」と述べており、少しずつステップアップしていくアプローチは多くの専門家に支持されています。
まずは12時間から始めて、体が慣れてきたら14時間・16時間へと自分のペースで進めていく考え方も、ひとつの方法かもしれません。
12時間断食が向いている人・向いていない人
12時間断食はとても取り組みやすい方法ですが、すべての方に向いているわけではありません。
ご自身の状況と照らし合わせながら、参考にしていただけると幸いです。
向いている方の例
断食初心者で「まずどんな感じか試してみたい」という方には、12時間断食はとっつきやすい入り口です。
また、子育て中で食事の時間が不規則な方や、仕事柄食事時間の見通しが立てにくい方にとっても、12時間という比較的短い空腹時間は取り入れやすいのではないでしょうか。
「食事そのものを楽しみにしている」という方にとっても、12時間断食なら食べられる時間がしっかり確保できるため、ストレスが少なく続けやすいといわれています。
注意が必要な方・向いていない方の例
妊娠中・授乳中の方は、胎児や赤ちゃんへの栄養供給が最優先とされるため、断食は推奨されていません。
糖尿病などの持病がある方や、薬を服用中の方も、断食による血糖値の変動が影響する可能性があります。
摂食障害の既往がある方は、食事制限そのものが症状に影響を与えるリスクも考えられます。
こうした方は、断食を始める前にかかりつけの医師にご相談されることをおすすめします。
「自分には向いているかな?」と迷う場合も、まずは専門家に一言確認してから取り組まれると安心ですね。
まとめ
12時間断食は、16時間断食のようにオートファジーを最大限に活性化させることを主な目的とした方法ではありませんが、断食習慣の「入り口」として非常に取り組みやすいといえるでしょう。
睡眠時間を活用すれば自然に実践できるため、「まず試してみたい」「16時間はまだ不安」という方にも向いています。
まず12時間から始めて、慣れてきたら14時間・16時間へとステップアップしていく進め方は、多くの専門家がすすめているアプローチです。
断食時間とオートファジーの関係についてさらに詳しく知りたい方は「オートファジーが起きるのは何時間後?」をご覧ください。
14時間断食のやり方については「14時間断食とは?16時間断食との違い・女性におすすめの理由」で詳しく紹介していますので、次のステップとしてぜひ参考にしてみてください。
焦らず、ご自身のペースで続けられる断食スタイルを見つけていただければと思います。
